【ゼロから学べる! データマネジメント解説シリーズ】 ~データマネジメントとは? その③

1.3 データマネジメントのゴール

データマネジメントの取り組みを通して目指すものとはなんでしょうか?

ここでは以下のように定義します。

・データのライフサイクルを管理し、高品質なデータを使って意思決定できるようにすること
・データからステークホルダーのニーズを理解し、支援につなげること

データの「ライフサイクル(データが生まれてから利用されるまでの流れ)管理」と「ステークホルダー(活動を行う上で関わる人)を支援する」ことは、以下のように関係します。

 

「データのライフサイクル(データが生まれてから使われるまでの流れ)管理」と「ステークホルダー(活動を行う上で関わる人)を支援すること」の関係図

データ活用は組織の競争力を向上させ、収益をもたらすために不可欠です。

そのために、データを適切な方法で管理し、高い鮮度を維持し、必要な時にすぐに取り出し使える状態を保つ必要があります。

そうすることで、関係する人たちをデータの側面からも理解することができ、課題解決に直結する支援を実現できるようになります。

データマネジメントはそれらを実現するための方法論であり、これからの時代に欠かせないものだといえます。

続いては、データマネジメントに取り組むにあたり最初に知っておきたい「原則」についてまとめています。

次の記事で確認していきましょう。

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