データマネジメントとは、「データから価値を安定的に生み出すための方法論」です。
21世紀は「Data is oil」(データは石油である。) と言われる時代です。コロナ禍を経て、デジタル化がより一層加速する中で適切なデータマネジメントを実現できれば、大きなアドバンテージを得ることができます。
データマネジメントを体系的に説明したものとしてDAMA-DMBOKがあります。そこには、データマネジメントの取り組みを成功に導くために必要な手法が書かれています。
最新のDAMA-DMBOK 第二版は約700ページにわたる専門書です。内容を理解し行動に移すためには、データに関する一定の基礎知識が必要です。
また、データマネジメントに取り組むにあたりITスキル(データを取り扱うための技術)はもちろんのこと、非ITスキル(ビジネススキル)も必要とされることから、総合的な知識が求められます。
Googleなどで検索してもわかる通り、日本におけるデータマネジメントの情報はまだまだ十分ではありません。そこで、当サイトでは 「初めてデータマネジメントに取り組む方」、「データを活用してより良い方向へ進みたい方」 に向けてさまざまな情報を発信しています。
【ゼロから学べる! データマネジメント解説シリーズ】の記事をご覧になることで、以下のようなアクションのきっかけにつなげていただけると幸いです。
2.データを使ったビジネスや業務、活動をより良いものにできる
3.DMBOKを本格的に読むための参考にできる
もくじ
1.データマネジメントとは?
1.1 データマネジメントが必要とされる背景
1.2 データマネジメントの要素
1.3 データマネジメントのゴール
2.データマネジメントの原則
2.1 資産としてのデータ
2.2 データは品質管理が必要
2.3 マネジメントは全体最適の視点が重要
2.4 データにもライフサイクルがある
2.5 リスク管理も大切
3.データマネジメント戦略
3.1 データマネジメント戦略とは?
3.2 データマネジメント戦略のゴール
4.データマネジメントのフレームワーク
4.1 戦略アラインメントモデル
4.2 アムステルダムインフォメーションモデル
4.3 DAMA-DMBOKモデル
4.4 DMBOKピラミッド
5.まとめ
「もくじ」のとおり、データマネジメントの概要から要点を紹介していきます。
「もくじ」内にリンクを貼っていますので、興味のある項目から読んでいただいても構いませんし、第一章「1.データマネジメントとは?」から順に読んでいただくのでも構いません。
デジタル化が進むことで、データを活用する機会はさらに増えています。データ活用をより良いものにするための手法である「データマネジメント」を参考にしていただければと思います。